「石川を思って土俵で戦い続けた」大相撲夏場所初優勝の大の里関 金沢市の避難所慰問 祝賀会には支援者やファン約550人集まる
大相撲夏場所で初優勝を飾った石川県津幡町出身の小結・大の里が2日、金沢市内の避難所を訪れ、被災者を励ましました。 【写真を見る】「石川を思って土俵で戦い続けた」大相撲夏場所初優勝の大の里関 金沢市の避難所慰問 祝賀会には支援者やファン約550人集まる 大相撲夏場所で幕内デビューから史上最速となる所要7場所での初優勝を果たした津幡町出身の小結・大の里。今も能登を離れ避難を続ける人を励ますため、元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方とともに金沢市の1・5次避難所を訪れました。 避難している人 「握手と、写真をすぐ横で。一生の思い出です」 ボランティア 「サインをもらった、すごくうれしい。ここに避難している人に渡す。本当に幸せ。とても優しかった」 郷土の新たなスターの登場に会場では歓喜の声が沸き上がります。 大の里関 「石川のことを思って土俵でたたかい続けて、良い結果を出せてよかった」 一方、金沢市内のホテルで開かれた大の里の優勝祝賀会には、支援者やファンなど約550人が集まりました。 二所ノ関親方 「大の里が優勝したのは皆さんの応援のおかげ。まだまだ上はあるという気持ちで戦ってくれるのではと思っている」 大の里関 「ずっと夢だったので天皇賜杯をもった瞬間は最高だった。本当にたくさん応援してくれたことを実感したし、今場所に限らず来場所以降もしっかり頑張りたい」 祝賀会では学生時代の恩師らとも再会し、喜びを分かち合った大の里。県民からの大きな期待を胸に、来月の名古屋場所でのさらなる活躍を誓いました。
北陸放送