「GKをやれと言われたら、僕はそれをやるよ」 カマヴィンガはレアル・マドリードでの引退を望む
2029年までの契約延長を行ったカマヴィンガ
現在レアル・マドリードに所属しているフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガ(21)。2021年夏の移籍市場の最終日8月31日にスタッド・レンヌからレアル・マドリードに6年契約で移籍を果たし、いまや主力のひとりだ。昨年11月には2029年夏までの契約延長を行い、レアルからの厚い信頼と期待もうかがい知れる。 カマヴィンガは仏メディア『Téléfoot』のインタビューで「もしレアル・マドリードが僕をゴールキーパーとして起用しようとしたら、僕はゴールキーパーをやるよ」と、チームを助けるためなら何でもプレイする忠誠心を示している。レアル・マドリードに来てまだ日が浅いが、「レアル・マドリードでキャリアを終えられるなら、もちろんここで人生を終えたい。レアル・マドリードはみんなの夢だ」と、このクラブでキャリアを終えたいと語っている。 このフランス人MFはカルロ・アンチェロッティ監督からの信頼や、今日のサッカーにおいてフィジカルがいかに重要であるかについても語っている。 「クリスティアーノ・ロナウドのように、サッカーには多くの例がある。一番大事なのはサッカーを長く続けることさ。それはジムで鍛え、体をケアすることだ。カルロ・アンチェロッティは、僕が次のゴールを決めた時、僕と一緒に踊ると言ってくれたよ。いつになるかはわからないけど、僕がゴールを決めたとき彼は踊ってくれるだろうね」 フランス代表チームでの欧州選手権、オリンピック出場の可能性についても「欧州選手権はすべてのフランス人の目標であり、我々はそれを勝ち取りたい。そして、オリンピックも目標だ。欧州選手権のことを考えて、オリンピックに向けて順位を上げていきたい」と語ったカマヴィンガ。まだ21歳と若いが、さまざまなチーム、さまざまなポジションで特大の経験を積む彼はどんな選手として大成するのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部