G7首脳、ロ朝に対抗措置で一致 政権崩壊シリア情勢も協議
【ローマ共同】日米欧の先進7カ国(G7)首脳は13日、テレビ会議を開いた。議長国イタリア政府によると、首脳らはウクライナに侵攻するロシアと、北朝鮮の軍事協力拡大を非難。ロシアに加え「ロシアの戦争の支援者に対して引き続き措置を講じる」ことで一致した。アサド政権が崩壊したシリア情勢の安定に向けた対応も協議した。 日本政府によると、石破茂首相は北朝鮮のロシア派兵などロ朝協力の進展により、インド太平洋地域の安全保障にも影響が及ぶとの懸念を各国と共有した。ウクライナの復興支援に注力していく考えも強調した。 首脳らはシリアを巡り「平和で安定的な政権移行」の実現を呼びかけた。