元大手航空会社CAからグラドルへ、橘和奈「アピールポイントは脚、下から上に撮っていただけると」
いつか高く飛べるように
――そして昨年末に、福島の復興プロジェクト「HAMADOORI13」のPRリーダーに選ばれ、支援関連のお仕事も始まりました。 橘 この仕事を始める前から、福島のために何かしたいという気持ちはずっと持っていました。福島で生まれ育ち、震災を経験して。体育館での避難生活からスタートし、仮設住宅も三軒変わる中、ずっとボランティアの方々が支えてくださったんです。そうした助けてくださった福島の方々に、いつか恩返ししたいという気持ちがずっとありました。少しずつですが、やっと福島にお返してきるのが本当に嬉しい。 それに、このお仕事に就けなければ、こうした仕事は経験できませんでした。この時、この世界に飛び込んだ意義を見出せました。もっとこの仕事を通じて、誰かの喜びや楽しさを繋げていける人間になっていけたらいいなと思っています。 ――デビュー1年目を振り返ると、学びと吸収の日々だったと思います。そして2年目、その吸収したものを活かして、どのような道を歩みたいですか? 橘 確かに吸収の毎日でしたが、まだたくさんのことを吸収しなくちゃいけないと思っています。グラビアも舞台もそうですし、短編のドラマ、映画……様々なジャンルのお仕事に触れて学んで、いただくお仕事を一つひとつ深めていくのが今の私の目標です。 正直、この世界で生きていくには、気持ちも足場が全然固まっていません。いっぱい高く飛ぶためには、基礎を作らないと足元がグラグラだと飛べませんから。一つひとつを肥やしにして、いつの日か高く飛べるように今からたくさん準備していきたいですね。 【前編】元CAのGカップグラドル・橘和奈「デビューから1年、家族にはまだこの活動は話してないんです」は下の関連記事からご覧ください。
田口 俊輔