J2仙台 2位・長崎と後半アディショナルタイムにゴールを奪い合い、2―2で引き分ける
◆明治安田J2リーグ ▽第20節 ベガルタ仙台2―2長崎(16日・ユアテックスタジアム仙台) ベガルタ仙台は後半戦初戦で長崎をホームに迎え2―2で引き分けた。 前半立ち上がりからペースを握られた。前線からボールを懸命に追ったが巧みなビルドアップの前にボールを奪えず苦しい展開が続いた。前半13分には左サイドで突破されクロスを上げられるとDF小出悠太の左手に当たりPKを献上。同15分にゴール左に決められ、先制された。 高い位置でボールを奪っても息が合わずにパスミスからカウンターを受けるシーンも目立った。PKこそ決められたものの、GK林彰洋が安定したセーブを何度も見せ、1点差のまま折り返した。 後半はギアを一段上げ、攻勢を強めた。立ち上がり5分までにCKを3度獲得。すると同10分、右サイドを突破したMFオナイウ情滋が右足で鋭いクロスを入れると、MF郷家友太がヘディングシュート。完璧に捉えたボールは相手GKの手をはじきゴール左に吸い込まれた。 1―1の後半アディショナルタイム(AT)3分には途中出場したMF松下佳貴がネットを揺らし2―1。そのまま勝利かと思われたが3分後に追いつかれ、勝ち点1を分け合った。
報知新聞社