<速報>阪神の育成上がりの原口がプロ初本塁打!
育成から支配下登録されたばかりの阪神の原口文仁・捕手(24)が4日、ナゴヤドームで行われた中日戦でプロ入り初ホームランを放った。 「8番・捕手」でスタメン出場した原口は、4回、中日の先発、吉見からゴメス、板山の連続タイムリーで2点を奪い、さらに一死一、二塁と続くチャンスに、レフトスタンドへプロ初ホームランとなる3ランを放った。打った瞬間にそれとわかる豪快な一発だった。 2009年にドラフト6位で帝京高から入団した原口は、この3年は故障などもあって育成選手としてプレーしていた。今季は、オープン戦途中まで1軍に帯同していたが、結局開幕1軍からは漏れた。だが、ファームでは4番に抜擢され、打率.298、3本塁打、8打点の成績を残していたため、掛布2軍監督の強い推薦を受けた金本監督が球団と掛け合い、4月27日に3年振りに支配下登録され、即、背番号「94」で1軍デビュー。 ここまで2打点を記録するなど、堅実な守備と共に、勝負強さをアピールしていた。