まさか自分が英語を話せるなんて…赤点男子を変えたたった1カ月間の奇跡
【留学なし・独学6カ月で英会話を攻略したすごい方法】テストで赤点をとるほど英語が苦手だった著者が、大学時代に必要に駆られて独学で英会話の勉強を開始することに。留学経験ナシで、「1カ月でコツをつかむ▶3カ月で日常会話習得▶6カ月でペラペラになる」というメソッドを確立し、見事に独学6カ月で英会話を攻略。TOEICは400点から975点まで爆上がり。その超効率独学英語習得法を初の著書『中学英語でペラペラになる! 英語の言い換え図鑑』で初公開! ※本稿は『中学英語でペラペラになる! 英語の言い換え図鑑』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。 ● 何度も赤点をとった…… みなさん、こんにちは。英語のディーと申します。私はYouTubeやXなどのSNSで効率的な英語勉強法の発信をしています。 私はいまでこそ英語の勉強法を発信していますが、もともとは英語がとても苦手でした。高校時代は、定期テストで英語だけ赤点をとっていたのです。 特に大学受験では、英語にとても悩まされました。塾に通っていなかったので、インターネットでおすすめの英語の参考書や勉強法を調べて独学。 ほかの科目に比べて、苦手な英語に時間をかけました。それでも、英語だけはどうしても点数が伸びなかったのです。 ● 英語への強い苦手意識 いま振り返っても、あれは本当に苦しかったですね……。 私はごく一般的な会社員家庭に生まれ育ったので、「英語圏の帰国子女だったら、こんなに英語に苦労しなかったのに」と何度も思いました。 大学に入ってからも、英語への苦手意識は消えず、特に英会話の授業ではとても苦労しました。 それまで英会話なんてやったこともなかったので、驚くくらい英語が口から出てきません。簡単な質問にすら答えられなかったのです。 ● とにかく苦痛だった…… 当然、まわりからは「英語が全然話せないヤツ」として認識されていました。授業中に英語で発表することが、とにかく苦痛だったのをいまでも鮮明に覚えています。 ところがあるとき、英語への苦手意識を一気にひっくり返す出来事に巡り合ったのです。 ● 絶望的に英会話が成立しない 実体験が転機となった それは大学2年生になる直前の春休みのことでした。 同じサークルにいて仲のよかった、日本語を話せるオーストラリア人留学生が、「オーストラリアに帰るんだけど、ちょっと遊びに来る?」と誘ってくれたのです。 私は貯金をはたいて旅費にあて、その友人とともにオーストラリアに1カ月ほど滞在しました。 ● 英語で話しかけられても 頭が真っ白になってしまった 旅行中、そのオーストラリア人の友人の友人とも仲よくなり、頑張って英語で会話したのですが、初日はもう絶望的にコミュニケーションができませんでした。 英語で話しかけられても、頭が真っ白になってしまい、何も答えられないことが多々あったのです。 しかし、彼らはとても親切で、私の拙い英語にも根気よく付き合ってくれました。 ● すぐに結果が出る勉強法が必要 「帰国するまでに、なんとか彼らと少しでも話せるようになりたい」――オーストラリア滞在の初日にそう思いました。 そして、そのためには、何をすればよいのかをひたすら考えたのです。 ● 新たに単語を暗記する? ● 洋画をたくさん見て英語に慣れる? ● 英字新聞をたくさん読んで英語に慣れる? ――どれも時間がかかりすぎます。オーストラリアにいられる期間はわずか1カ月、すぐに結果が出る勉強法が必要でした。 ※本稿は『中学英語でペラペラになる! 英語の言い換え図鑑』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
英語のディー