【最新】年収1000万円超は全体のわずか5.5%…男性・女性の年収ごとの割合もチェック
2024年9月25日、国税庁より「令和5年分民間給与実態統計調査」の結果が公表されました。 ◆【一覧表】みんなの年収はいくら?年収ごとに割合をチェック(男性と女性の違いも) では、最新情報によると、日本人はどれくらい給与をもらっているのでしょうか。 本記事では、令和5年分民間給与実態統計調査の結果を基に、日本人がどれくらいの給与を受け取っているのか解説します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本人はどのくらい給与を受け取っているのか
では、さっそく日本人がどれくらい給与を受け取っているのか確認しましょう。 国税庁官官房企画課「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、男女合計でみた給与額の分布は以下のとおりです。 ●給与分布(令和5年)男女計 年収 割合 ・100万円以下 8.1% ・100万円超200万円以下 12.3% ・200万円超300万円以下 14.0% ・300万円超400万円以下 16.3% ・400万円超500万円以下 15.4% ・500万円超600万円以下 10.8% ・600万円超700万円以下 7.1% ・700万円超800万円以下 4.9% ・800万円超900万円以下 3.2% ・900万円超1000万円以下 2.3% ・1000万円超1500万円以下 4.0% ・1500万円超2000万円以下 0.9% ・2000万円超2500万円以下 0.3% ・2500万円超 0.3% もっとも分布割合が多いのは、平均年収300万円超400万円以下です。 また、平均年収が1000万円を超える人は、わずか5.5%となっています。1000万円プレイヤーは本の一握りであることがわかります。
男性の給与事情はどうなっているのか
先ほどは男女合計の給与額を確認しましたが、男性のみでみた場合の給与額の分布はどのようになっているのでしょうか。 国税庁官官房企画課「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、男性の給与の分布は以下のとおりです。 ●男性の給与分布(令和5年) 年収 割合 ・100万円以下 3.6% ・100万円超200万円以下 6.0% ・200万円超300万円以下 9.7% ・300万円超400万円以下 14.9% ・400万円超500万円以下 17.5% ・500万円超600万円以下 14.0% ・600万円超700万円以下 10.0% ・700万円超800万円以下 7.2% ・800万円超900万円以下 4.9% ・900万円超1000万円以下 3.6% ・1000万円超1500万円以下 6.3% ・1500万円超2000万円以下 1.4% ・2000万円超2500万円以下 0.4% ・2500万円超 0.5% もっとも分布割合が高いのは、年収400万円超500万円以下となっています。 男女合計でもっとも割合が高いのは年収300万円超400万円以下だったため、男性は年収の高い人が多いことがわかります。 また、平均年収が1000万円を超える人の割合も8.6%と高いです。