プロボクシングの4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥選手と、弟でWBA世界バンタム級王者の井上拓真選手と共に、父の井上真吾トレーナーがそろって、実戦さながらの“マススパーリング”（相手にケガをさせないように攻撃のパターンやガードの取り方をトレーニングする実戦形式の練習方法）を披露し、親子そろってボクシングへの情熱を語るCMが公開された。 このCMは、「サントリー生ビール」発売1周年を記念して制作されたもので、WEB公開される60秒の本編では、尚弥選手、拓真選手、真吾トレーナーが3人で語る、5月6日の東京ドームで兄弟がともに防衛戦を闘う試合への意気込みも紹介される。 今回の親子3人そろってのCM出演を受け、尚弥選手は「ちょっと新鮮だなと！3人でこういうCM撮影をするのは初めてだったので、楽しみもありという感じでした」と振り返り、父の真吾トレーナーは「（CM企画を知り）びっくりしたのと、親子の思い出としてすごくいいなという思いはありました」と出演を快諾した理由を語った。 尚弥選手と拓真選手には、撮影後のインタビューで、「サントリー生ビール」が今年4月に発売1周年を迎えることから、この一年で特に印象的な出来事について質問がされた。 尚弥選手は「この一年は自分としてもすごく大事な年だったというか。階級を変えた中で、自分が納得する結果を今は出せているので、改めて考えても、次に繋がる年だったなと強く思います」 拓真選手は「自分が世界を取ったのが、ちょうど去年の4月で、それから初防衛に成功したこの一年は、新しい自分を少しでも見せられたのかなという変化はありますね」 と、ともに大きな変化を遂げた一年だったことを明かした。 5月6日の兄弟そろってのタイトル防衛戦を前に、次なる高みを目指しひたむきに努力を積み重ねる子と父！井上一家の素顔、親子でひた向きにボクシングへ情熱を注ぐ姿が描かれている、CM「サントリー生ビール『井上真吾・井上尚弥・井上拓真』篇」に注目が集まりそうだ。