輪島で死者3人確認 能登半島地震、県内244人に
●安否不明1減の3人 石川県は26日、能登半島地震による死者が輪島市で新たに3人確認され、県内で244人になったと発表した。3人はいずれも輪島朝市周辺で見つかり、身元を調べていた。安否不明者は1人減って3人となった。 市町別の死者数は輪島市105人、珠洲市103人、穴水町20人、能登町8人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。負傷者は志賀町で軽傷者が1人増え、県全体で1189人となった。 断水被害は22日の前回発表から1530戸減の8770戸となり、1万戸を切った。断水中の世帯は輪島市3050戸、珠洲市4400戸、能登町980戸、七尾市270戸、内灘町70戸。住宅被害は526戸増え、7万4923戸となった。 11市町188カ所に開設した1次避難所には4645人、1・5次避難所に103人、旅館やホテルなどの2次避難所に3467人が身を寄せている。