森保ジャパン、アジア最終予選で戦うライバルたち〈3〉 バーレーン “アジア通”タラジッチ監督の存在不気味
26年北中米W杯のアジア最終予選組み分け抽選が27日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、日本はC組でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同組になった。18チームが3組に分かれ、上位2位チームが出場圏獲得、3、4位がプレーオフ(PO)に回る。今大会からアジア枠が「4・5」から「8・5」に拡大されたが、最終予選での出場確定が各組2位以内であることは変わらない。2位以内を争うライバルとなるバーレーンを紹介する。 【バーレーン】 2次予選は3勝2分け1敗でH組2位通過。W杯出場経験はなく、06、10年と2度プレーオフまで進出したが敗戦。出場チーム数が増える今大会こそ、との思いは強い。 日本とは今年1月31日にアジア杯決勝トーナメント1回戦で対戦。左利きのテクニシャンMFアリマダンらに加え、前線には日本が苦手とする大型FWを擁するチームだった。この試合では日本が堂安、久保、上田のゴールで3―1と勝利したが、決して侮れる相手ではないことは確かだ。 アジア杯後に就任したクロアチア人のタラジッチ監督は、欧州ではなくアジア各国での監督経験が豊富な異色のキャリアを持つ。アジアを知り尽くす指揮官の存在も不気味だ。
報知新聞社