左太もも裏肉離れのDeNA・東克樹、日本シリーズに向け「投げるつもりでここまで調整」
DeNAの東克樹が23日、横浜スタジアムで報道陣の囲み取材に応じた。 今季チームトップの13勝を挙げたエース・東は、12日に行われた阪神とのCSファーストステージ第1戦、4回の打席で安打を放った際に左足を痛め負傷交代。13日に一軍登録を抹消され、『左太もも裏の肉離れ』と診断された。巨人とのファイナルステージは登板がなかったが、チームは4勝3敗で7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。 東はファイナルステージでのチームメイトについて「一人一人が役割を果たして、少ない失点でここまで勝ち抜いてきたのは凄いことだと思いますし、団結力をすごく見えました」と語った。 東は現在の状態について「登板機会があればというところで、という感じです」とし、日本シリーズでは「投げるつもりでここまで調整していますし、自分が投げるということになればサポートしてくださったぶん、結果で恩返しできればいいかなと」と話した。 22日には「普段のブルペンとは変わらない出力、データ上でもほぼほぼ変わらない状態で投げられたので、順調に投げられていると思います。投げることに関して不安はないです」と、ブルペンで捕手を座らせて投げ込んだ。 「登板当日には100%に持って来れるようにプランを持ってやっている、今は焦ることなく練習や治療をやっています」とし、「メンタルと気合いじゃないですか。普通だったら長いプランを組んで回復させると思うんですけど、そうもいっていられないので、気持ちですね」とのことだ。 日本シリーズでの登板への思いは強く、「プロ野球生活の中で出られる回数は何回あるかわからない中で、出場ができるので、もしチームが僕を戦力として必要であれば多少リスクを負ってでもその中でも100%を心がけてやっていますね」と話していた。 26日に開幕するソフトバンクとの日本シリーズ。東は日本シリーズで登板があるか注目が集まる。 (取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
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