絶対にハズせない...木村拓哉周年記念、山下智久民放復帰、広瀬アリス月9、勝負の春ドラマ
木村拓哉周年記念、山下智久民放復帰
2020年に事務所を独立した山下は、HuluやNetflixなどで海外配信作品に挑戦してきた。 地上波では、『正直不動産』シリーズが2022年と今冬にNHK総合で放送された。“正直すぎる”不動産営業マンを、山下がコミカルに演じて好評を博し、大河・朝ドラをのぞくドラマとしては、NHKプラス再生数歴代新記録を打ち立てている。 ただ、民放に限ると、2021年の『ドラゴン桜』第2シリーズ(TBS系)最終回での、「声のみ」の出演に留まっていた。 『ブルーモーメント』は、山下にとって満を持しての5年ぶり民放ドラマ復帰になる。公式サイトでは、同じフジ系の自身最大ヒットシリーズ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』を連想させる、「命を救え」というキーワードも掲げられている。 今作がヒットすれば、シリーズ化、映画化が視野に入るだけでなく、民放各局が再び山下争奪戦になることは必至だ。 唯一の懸念点は、フジ系水曜10時の前作の平均視聴率が世帯2%台、個人でも1%台と苦戦していたことだ。熟練度を増した山下の勢いで同枠のブランド力も高められるか。 3本目は、4月25日に初回放送を迎える木村拓哉主演の『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)。木村は大手ゼネコンに所属し、橋づくりに情熱を燃やす設計者・狩山陸を演じる。 木村の連続ドラマと言えば、2023年の『風間公親-教場0-』(フジ系)で、全話の平均視聴率が世帯9.8%と、初の一桁を記録したことが話題となった。 とはいえ、キムタク隆盛期と比べ、近年はTVerなどの配信動画サービスの浸透により、視聴率は圧倒的に取りづらくなっている。同じクールの他作品と比べれば、好成績とも呼べる数字だ。 また、冷徹な白髪の指導官として新人刑事を導くなど、それまで役者・木村拓哉が見せてきた無敵のヒーロー像とは一味違う新境地を切り開いている。 『Believe-君にかける橋-』の内容について、詳細は明かされていないが、「令和最高クラスのヒューマン大作」と公式自らハードルを高めに設定。テレ朝開局65周年記念作としても壮大な物語を予感させる。 木村は400万人のフォロワーを誇る自身のInstagramで、作業着を身にまとった撮影現場の様子などをアップし気合十分。絶対にハズせない戦いを制することは出来るか。
こじらぶ