【パリパラ五輪6位入賞】小野寺萌恵選手に紫波町スポーツ功労者表彰 4年後のロスパラ五輪へ決意
紫波町のスポーツ功労表彰が20日行われ、町民として初めてパラリンピックに出場した陸上車いす競技の小野寺萌恵選手が表彰されました。 日本選手団のジャケットを着て入場した、紫波町出身で陸上車いす競技の小野寺萌恵選手。小野寺選手は、ことしのパリパラリンピックで脳性まひの最も程度が軽いクラスの100メートルと800メートルで、堂々の6位入賞を果たしました。 20日は、小野寺選手が夢舞台でメダルを目指す姿が町民に勇気と感動を与えたとして、熊谷町長から賞状などが贈られました。 小野寺選手 「何より地元の皆さんの温かい応援が、私の力になりました」 「(紫波)かかしまつりのニュースが私に元気をくれました」 「4年後のロサンゼルスパラリンピックに出場し、メダルを取ることを目標に力をつけていきたい」 小野寺選手の夢を一緒に追い続けてきた、母・尚子さんも表彰を見守っていました。 母・尚子さん 「続けさせて良かったなと思う。おめでとう。地元の方々への感謝を私も忘れずに、競技を続けていきたいと感じている」 小野寺選手はロサンゼルスでのメダル獲得を見据え、「来年も頑張りたい」と、早くも闘志を燃やしていました。