法人税約2700万円脱税か 弁護士の男を逮捕 東京地検特捜部
日テレNEWS NNN
法人税およそ2700万円を脱税したとして、東京地検特捜部は15日、千代田区に事務所のある弁護士の男を逮捕しました。 逮捕されたのは、千代田区の「鈴木康之法律事務所」の代表で弁護士の鈴木康之容疑者です。15日午前、東京地検特捜部と東京国税局が合同で、鈴木容疑者の事務所などに家宅捜索に入りました。 特捜部などによりますと、鈴木容疑者はコールセンターのシステム開発を行う会社への架空の業務委託費を計上するなどして、2017年と2019年の2年間でおよそ1億1100万円の所得を隠し、法人税およそ2700万円を脱税した疑いがもたれています。 関係者によりますと、この法律事務所はクレジットカードの債権回収代行などで売り上げを伸ばしていたということで、鈴木容疑者は、脱税で得たカネを投資などにあてていたとみられています。 特捜部は認否を明らかにしていません。