[ブラックバスを一網打尽]めっちゃ潜って、ぜんぜん根掛かりしない。しかもリップはチタン製のクランクベイト。
近年話題となったテクニックやルアーを達人たちが一挙指南! マスターしきれてなかった人、知ってたけどどうやるのかわからなかった人、そもそも知らなかった人…etc。とりあえず、ココに載ってるテクは覚えておいて損はなし! まんべんなくマスターするもよし、ひとつだけ極めるのもよし! いいテクとの出会いがありますように。 [写真]めっちゃ潜る!根掛からない!《T.D.ハイパークランク》のスペックと価格
赤羽修弥(あかばね・しゅうや)
オールスタークラシック前人未到の3連覇、そしてキング・オブ・キングス初代チャンピオンとして知られる“霞ヶ浦の鬼”。フィネスからパワーゲームまで隙のない技の数々は誰もが認める真の実力者の証だ。
四半世紀に渡る不朽の名作が来季、さらに戦力を大幅に増強!
今からおよそ3年前の2020年に、世の待望論に応えて復活したのがDAIWAの名作クランクベイト『T.D.ハイパークランク』。他とは一線を画すチタン製かつフラット形状の大型リップは、急潜行によるディープ探査能力、かつ優れたスナッグレス性能を発揮して、90年代後半から四半世紀に渡り今なお愛され続けている。 「今も変わらず、深場の立木などを舐めるようなカバークランキングで威力を発揮する。大型リップと浮力の高さが相まって、スナッグレス性能に優れているよね。 浅いレンジで使われることもあるけど、俺は深場がメイン。いずれの釣りにしても、効いてるなと思うのは『フラッシング』だね」 このモデルが世に求められるのは、優れた浮力に伴って切れ味鋭い動きを生み出すフラットリップに加え、他にはないチタン製の「鈍い輝き」があるからこそ。 「2024年には、ラトルを排除したサイレント“KARA”も登場。止めて浮かす釣りなど、釣り方の幅がさらに広がっていくよね」
「ラトルルームが“カラ”ッポ。だからこその強みがあるんだ」
敢えてラトルを排除することで、より高浮力かつワイドなアクションへと進化したサイレントモデルが“カラ”。障害物への接触時は巻きを止めれば、速い浮上がスタックを回避してスナッグレス性能をさらに高めると共に、そのライザーアクションがターゲットを魅了。 [写真キャプション] オリジナルモデルのボディ透過画像がこちら。下に重心移動ウェイト、上にラトルボールが各2個。敢えて激しいサウンドを排除した高浮力サイレントモデルが“KARA”だ。