お正月の「飾り切り」。4つだけ覚えれば、料理がぐっとランクアップ
新しい年への願いを込めて、お正月の食卓を彩るおせち料理。ここでは、料理研究家・小林まさみさん&まさるさんに、お正月にぴったりな見た目が華やかになる飾り切りの方法を教えてもらいました。 【写真】おせちを上手につめるコツ
これだけ覚えればOK!4つの飾り切り
おせちを美しく彩るおめでたい飾り切りに挑戦! 切るだけで華やかさアップ。簡単なものばかりなのに、ごちそう感倍増です。
【つくり方】
(1) かまぼこは3mm厚さに下を5mm残して切り目を入れる。続けて3mm厚さに板まで切って板から外す。 (2) 半分に切り、切れ目に沿って丸い方から3mm幅に切り目を入れる。 (3) (2)の切り目の横に3mm幅にN字になるようにさらに切り目を入れる。 (4) 丸い部分を広げ、手前に2本出た部分(触角)を上に押し入れる。
【つくり方】
(1) ニンジン(または大根)は、1cm厚さの輪切りにして梅型で抜く。 (2) 花びらと花びらの間に5mm深さの切り目を入れ、切れ目に向かって斜めに包丁を入れ、花びらの半分をそぎ取る。
おせちを上手につめるには
おせちをお重につめるのも、コツをつかめば意外と簡単! まずは器に入れた黒豆やエビ、かまぼこなど、形の決まったものからつめ、最後に栗きんとんや炒め物などでスペースを埋めるとうまくいきます。
●緑の葉を上手に使って
裏白(シダの一種)や南天で華やかに。葉蘭などは仕切りに便利。
●大きいもの、長いものを先につめる
存在感のあるエビやかまぼこは最初につめて場所をキープ。
●黒豆やなますは器に入れて
小さな器やユズ釡などを使うと動きが出る。
●形のないもので隙間を埋めて
栗きんとんや炒め物など、形のないものはあいたところにつめればOK!
ESSE編集部