ＣＦの特設ページ

　福島県の魅力発信などに取り組む飯舘村の企業サクラ・シスターズは、台湾のアイドルを招いた「福島もも娘　ｆｒｏｍ　Ｔａｉｗａｎ」を結成する。メンバーは６月から南相馬市と台湾を行き来し、福島と台湾の友好促進や交流サイト（ＳＮＳ）を通じた県産品のＰＲなどに携わる。 　同社が９日、発表した。１０日から活動資金を募るクラウドファンディング（ＣＦ）を始め、集まった資金の一部は台湾東部沖地震の義援金とする。台湾で活動しているダンスグループのメンバーから４人を選抜する予定。 　６月から１２月まで各月１０日程度、県内で活動する。イベント出演の他、各地の観光名所や特産品などを紹介する動画を撮影して発信する。イベント会場ではキッチンカーを使い、台湾料理を販売する。定期チャーター便で結ばれている福島空港と台湾の交流の活発化につなげたい考えだ。 　ＣＦの期間は５月２７日までで、目標金額は１２３万円。協力者にはオリジナルＣＤの贈呈、キッチンカーへの名前記載などの特典がある。峯岸ちひろ社長は「日台友好の架け橋として活動する。被災した台湾に思いを届けたい」と話した。