【老後の必要資金】 賃貸1人暮らしの場合、老後資金はどのくらい用意しておいたら足りますか?
年金だけでは生活費が足りない場合の対処法
年金だけでは老後の必要資金を確保できない場合、以下の対処法を検討してみてください。 ・働いて収入を得る ・家計の見直し 対処法別に解説します。 ◆働いて収入を得る 老後の生活費を賄うための手っ取り早い方法は、働いて収入を得ることです。 再就職や再雇用で厚生年金の被保険者期間が長くなれば、その分だけ年金受給額も増やせます。体調に無理のない範囲内で適切な働き方を見つけてみてください。 ◆家計の見直し 家計の見直しを行い、無駄な支出がないか確認してみてください。高額な買い物をしている、外食をする機会が多い場合は、それらを控えるだけで支出を大幅におさえられるでしょう。また、住居費や通信費、保険料といった毎月発生する固定費の見直しができれば、長期的な節約が期待できます。
必要な生活費と受け取れる年金額を確認して老後生活の準備をしよう
公的年金のうち、国民年金と厚生年金のそれぞれを受け取れるのであれば、賃料の金額によるものの賃貸で1人暮らしでも衣食住は賄えるでしょう。しかし、国民年金しか受け取れない、賃料の高い物件に住んでいるような場合、年金だけで生活費を賄うのは難しいです。 年金は老後の貴重な収入源ですが、老後の生活費を年金だけに頼るのではなく、早いうちから貯金をする、健康なうちは働くといったことを検討しておくと安心です。 出典 総務省統計局 家計調査報告〔家計収支編〕2023年(令和5年)平均結果の概要 日本年金機構 令和6年4月分からの年金額等について 厚生労働省 令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 全国賃貸管理ビジネス協会 全国家賃動向 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部