「背番号0を要求したことはない」ナゲッツで4番を背負うウエストブルックが、若手ブラウンとの噂を全否定<DUNKSHOOT>
16年間のNBAキャリアで4度のシーズン平均トリプルダブルを達成し、通算トリプルダブル199回は歴代トップに君臨するラッセル・ウエストブルックは、今年の7月18日にロサンゼルス・クリッパーズからユタ・ジャズに移籍。しかし2日後にジャズから解雇され、28日に2022年の王者デンバー・ナゲッツと契約した。 【動画】ベンチから流れを変える役割を担ったウエストブルックの2023-24シーズンハイライト! プロ入りから11年間を過ごしたオクラホマシティ・サンダー時代や、その後在籍したヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、クリッパーズでもウエストブルックは背番号0を着用してきた。 今では「ウエストブルック=0番」が定着しているが、ナゲッツでは23歳のクリスチャン・ブラウンがすでに同番号をつけている。そのため、今季は高校時代やワシントン・ウィザーズ在籍時に背負い、自身が好きな数字である4番を着用することになった。 最近になって、ウエストブルックはナゲッツ加入の際に0番を譲ってもらうようにブラウンに頼むも、これを断ったという報道が流れた。その結果、ブラウンがSNS上で批判される事態まで発展したが、ウエストブルックはこの噂を全否定。自身のインスタグラムのストーリーズに以下のように綴った。 「俺たちの若いスターのことはそっとしておいてほしい。俺はCB(ブラウン)と背番号0を譲渡することについて話し合ったことはない。この変化を俺は新しい背番号で迎えることを選んだんだ。(ブラウンに)背番号0を欲しがったり、問い合わせたり、要求したことはない」 さらにウエストブルックは「CBと俺はともに、マイルハイ・シティ(デンバー)を盛り上げる準備はできている」とブラウンの関係は良好であることを語った。 MVP1回、オールNBAチーム選出9回、オールスターMVP2回、オールスター出場9回、得点王2回、アシスト王3回、NBA75周年記念チーム選出など、NBAで輝かしい実績を残してきたウエストブルックだが、ファイナル出場はサンダー時代の1度(12年)のみで優勝経験はない。 11月に36歳を迎える元オールスターガードはは新天地でジャマール・マレーの控えを務めることが予想される。勝利に飢えた男はチームの起爆剤として、デンバーに2年ぶり2度目のチャンピオンシップをもたらせるか。 構成●ダンクシュート編集部
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