竹チップにして畑で活用 下久堅の「ツアー・オブ・ジャパン」コース沿い【長野県飯田市】
長野県飯田市下久堅の有志でつくる「竹林活用プロジェクト CHIKURIN」(宮内雅代表)は2日、地区内の柿野沢地籍で2月に伐採した竹を農業用資材の竹チップに加工した。会員の畑で役立てる。 伐採した竹やぶは、自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)信州飯田ステージのコースになっている市道柿野沢中央線沿いにあり、3年計画で整備を進めている。 この日の作業には会員と市職員の10人が参加し、市が所有する破砕機で竹チップに加工した。 竹チップは土に混ぜると土壌の改良に役立つとされ、畑のある会員らが持ち帰った。 次回の伐採は4月以降に行い、コース沿いをきれいにしながら、竹の活用も進めていく。