初昇格で首位ターンの町田が神戸とスコアレスドロー 日本代表GK対決で谷が2試合連続無失点
◇明治安田J1リーグ第20節 町田0―0神戸(2024年6月26日 ノエビアスタジアム神戸) J1初昇格チームとして史上初めて前半戦を首位で折り返した町田は、後半戦スタートで神戸と0―0で引き分けた。前節の福岡戦に続き、2試合連続でスコアレスドローとなった。 国立競技場で対戦した4月のホーム戦は1―2で力負け。前回は出場停止だったGK谷晃生、U―23アジア杯出場で不在だった同日本代表のFW平河悠とFW藤尾翔太も先発に名を連ね、現時点でのベストメンバーで昨季王者に真っ向勝負を挑んだ。 だが今季前半45分でいまだ失点がない神戸の堅守を崩せず、前半はシュートわずか1本どまり。後半には来季加入内定後初めてベンチ入りした東海大4年の特別指定FW桑山侃士を投入するなど攻勢を強めたものの、最後までゴールを割ることはできなかった。 谷は神戸・前川黛也との日本代表GK対決で奮闘した。前半21分にFW武藤嘉紀のカットインから左足シュート、後半40分には縦パスに抜け出して途中出場FW大迫勇也の左足シュートも好セーブ。攻撃陣が不発に終わった中で、2試合連続の無失点を達成した。