最大の暴落は? 日本人選手、市場価値ダウン額ランキング4位。欧州移籍で下落? 日本復帰でどうなる?
年齢や実績など様々な要素によって算出される市場価値は、その時期の活躍によって大きく左右されることもある。23/24シーズンも終盤に差し掛かった現在、その市場価値を大きく下げてしまった日本人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。 ※市場価値や成績等の情報は3月10日時点の『transfermarkt』を参照。2023年7月1日と現在の市場価格を比較。下落額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
4位:松尾佑介(浦和レッズ) 生年月日:1997年7月23日(26) 市場価値の変動:150万ユーロ(約2.1億円)→90万ユーロ(約1.26億円) 市場価値の減少額:60万ユーロ(約8400万円/-40.0 %) 22/23リーグ戦成績:14試合0ゴール2アシスト ※ウェステルロー(ベルギー)在籍時 不名誉なランキングトップ3入りは免れたが、浦和レッズのMF松尾佑介は市場価値が60万ユーロ(約8400万円)下落した。昨年7月からの減少率は40.0%を記録し、このランキングの1~10位の中で最も高い減少率になってしまった。 浦和の中心選手だった松尾は、その活躍が認められて昨年1月にウェステルロー(ベルギー)へ期限付き移籍。主力に定着し、FWや両サイドハーフと様々な位置で起用された。ただ、浦和時代のような高い得点力は発揮できずリーグ戦でゴールを奪うことはできなかった。今冬に浦和へ復帰した同選手は、開幕戦(サンフレッチェ広島戦)から現在までリーグ戦3試合連続で起用されている。 市場価値はベルギーへ渡った時に大きく上昇し、一時は自己最高額となる150万ユーロ(約2.1億円)を記録した。ベルギーリーグは欧州5大リーグへのステップアップを目指す才能豊かな選手が多く在籍しており、そこからJリーグに戻ってきたことが市場の評価額を下げてしまった要因かもしれない。
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