サヨナラ勝ちで連勝の九州勢に続く! 東海大福岡のタフネスエース佐藤翔斗、聖地でも狙うぞ完投勝利【選抜高校野球】
◆第96回選抜高校野球大会1回戦・宇治山田商―東海大福岡(21日・甲子園球場) 21日に初戦を迎える東海大福岡が20日、兵庫県西宮市で約2時間の練習を行った。 ■初出場熊本国府が初戦突破!明豊も難敵撃破【選抜組み合わせと結果】 エース佐藤翔斗(3年)はブルペンで軽い投球練習を行い初戦に備えて調整した。秋の公式戦では9試合に登板し6試合で完投したタフネスエースは「新基準のバットになって長打が減っていると思う。打たせて取り、球数を減らして長いイニングを投げたい」と甲子園でも完投勝利を目指す。九州代表は熊本国府、明豊(大分)とサヨナラ勝ちで初戦を突破した。「東海大福岡は中盤から終盤の粘りが持ち味。序盤は踏ん張って接戦にして終盤につなげたい」と我慢の投球で2校に続くつもりだ。 甲子園初采配となる中村謙三監督は「これまでの試合を見るとミスが勝敗を分けていると感じた。基本に立ち返っていきたい」と堅実に7年ぶりの勝利を目指す。
西日本新聞社