前回準V白鷗大が5年連続7度目の4強入り、大東文化大を退ける【インカレバスケ2023】[男子]
白鷗大が明日の準決勝へ
12月9日、「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」(インカレ2023)男子6日目、昨年準優勝の白鷗大(関東1位)と同ベスト4の大東文化大(関東6位)が準々決勝で対戦。白鷗大がわずかにリードして進んでいくと、大東文化大は3Q終盤に3点差まで迫ったが逆転ならず。白鷗大が61-51で勝利し、5年連続7度目のベスト4進出を決めた。 【動画】白鷗大×大東文化大スーパープレーをチェック 白鷗大は初戦となる2回戦、大阪産大(関西1位)に82-54で勝利して8強入り。大東文化大は同2回戦で明治大(関東10位)を75-69で下してベスト8に駒を進めている。両者は前回大会、準決勝で対戦し、白鷗大が67-61で勝利している。 先取点は白鷗大。No.71嘉数啓希がトップから3Pシュートを射抜く。大東文化大はNo.34バトゥマニ クリバリ、No.21富山仁貴が開始早々に2ファウルとなって交代。一方、白鷗大はNo.88佐藤涼成がドライブの際のファウルを受けて転倒して治療のためベンチへ。互いに早めにスタメンを欠いた中で進むと、大東文化大はNo.4菊地広人が、白鷗大はNo.4佐伯崚介がそれぞれ3Pシュートを決め、残り5分で白鷗大の6-3となる。 大東文化大はここで2ファウルのNo.34クリバリを戻すが、拮抗した展開は変わらず。互いに体を当て削り合うディフェンスを見せていく。クォーター終盤、大東文化大はNo.34クリバリ、No.14谷川海斗が決めたが、白鷗大はNo.36ポーグ健、No.20根本大が2本の3Pシュートを沈めたこともあって14-11で1Qを終えた。 2Q開始早々、大東文化大はNo.14谷川が3Pシュートを決めて同点に。しかし、白鷗大はNo.20根本のレイアップ、No.36ポーグの3Pシュートで再び5点のリードを作る。その後、大東文化大No.34クリバリは3Pプレーを決めた直後に3ファウルとなってベンチへ。 No.39アブドゥレイ トラオレ、No.70髙橋諒がフリースローを奪うも確率が悪い大東文化大に対して、白鷗大はNo.22内藤晴樹が3Pシュート、ミドルシュートを成功。さらにNo.88佐藤、No.2脇真大も着実にスコアして点差を広げて30-23でハーフタイムを迎えた。 3Q、互いにアップテンポなオフェンスを展開。その中で大東文化大は3ファウルのNo.21富山、No.10菅原佳依が活躍して点差を縮めようとするが、白鷗大はNo.4佐伯、No.36ポーグの3Pシュートを沈めてリードをキープする。残り40秒、大東文化大はNo.10菅原が右ウイングから3Pシュートを成功。41-44と1ポゼッション差で3Qを終えた。 4Q序盤は互いにディフェンス強度が上がる。その中で残り8分、No.34クリバリがファウルアウトに。開始2分半、白鷗大No.2脇のフリースローで両チーム通じて4Q初得点に。ここから、白鷗大に流れが傾く。約30秒後、ブレークからNo.2脇がレイアップを成功。さらにNo.5小林尚矢、No.25モンガ バンザ ジョエルが決めて52-41と2桁リードに。勢いに乗る白鷗大はその後もNo.71嘉数の3Pシュート、No.2脇のシュートなどでリードを守り切って61-51で勝利。5年連続7度目のベスト4進出を決めた。 勝利した白鷗大は、明日11時10分から行われる準決勝で、このあと行われる筑波大(関東7位)対山梨学院大(関東9位)の勝者と対戦する。 大会名:第75回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ2023) 主催:公益財団法人日本バスケットボール協会/一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟 共催:一般社団法人大学スポーツ協会 特別協賛:三菱電機株式会社 大会期間:2023年12月2日(土)~10日(日)、16日(土)、17日(日) 会場:国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区神南2-1-1)、大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1)、エスフォルタアリーナ八王子(東京都八王子市狭間町1453-1)、太田市総合体育館(OPENHOUSEARENAOTA/群馬県太田市飯塚町1059) 参加チーム:男女各40チーム(計80チーム) 配信:バスケットLIVEほか