住民はお風呂にひと安心の様子 被災地に新たな木造長屋の仮設住宅が完成 石川・輪島市
石川県輪島市では、市内で最大級となる木造長屋タイプの仮設住宅の一部が9日、町野町に完成し、避難先から戻ってきた住民たちが、続々と引越し作業にあたっています。 【写真を見る】住民はお風呂にひと安心の様子 被災地に新たな木造長屋の仮設住宅が完成 石川・輪島市 輪島市町野町で、野球場やグラウンドゴルフ場だった場所に新たに整備されたのは、木造長屋タイプの仮設住宅198戸です。 9日から鍵の引き渡しが始まり、住民らが引越し作業などを行っていました。 地震で自宅が全壊し、近くのコンテナに夫婦で生活していた女性も、ようやく安心して寝泊まりができると胸を撫でおろします。 住民の女性は「水があって洗濯ができるし、風呂入れるが良いですね。広さは…狭いところで寝てたから別にどうってことない」 木造の仮設住宅は、原則2年間の期間を過ぎた後も、希望すれば恒久的な住まいとして活用することを想定していますが、輪島市は現時点で仮設期間が終了した後の活用策については未定としています。 またこの場所には、6月中をめどにさらに70戸の仮設住宅が完成する予定で、輪島市では門前地区についで2番目に大きい規模となります。
北陸放送