【卓球】ドイツで再び輝きを放つ村松雄斗、卓球への思いを語る。「過去の自分を超えていきたい」
「逃げ出したくなるくらいに緊張もしますし、負けたら悲しいです。でも卓球がめちゃ好きなんです」
ドイツ・ブンデスリーガで活躍する卓球選手・村松雄斗(FCザールブリュッケン)が、今シーズンの挑戦や全日本選手権への意気込みを「卓球王国PLUS独占インタビュー」で語った。 インタビューで村松は、日本とドイツの選手環境の違いについて触れ「ドイツでは負けが続いても監督や周りの人が励まし、背中を押してくれる」と語った。また、「ドイツに来たことで、卓球が好きだと心から感じられるようになった。日本にいるときは惰性でやっていた部分もあったが、今は卓球が楽しい」と心境の変化も明かした。 現在、村松はブンデスリーガの試合を中心に活動する中で、WTTフィーダーなどの国際大会にも出場。イタリア大会ではシングルスで優勝を果たし、自信を深めた。1月の全日本選手権については「応援してくれる人たちの力をプラスに変えたい。良い精神状態でプレーし、ドイツで頑張っている自分を見せたい」と意気込んでいる。 生活面での苦労や試合出場の自己負担など課題も多いが、「自分を高めるためにも必要な挑戦」とポジティブに捉え、2025年のシーズンも自身が満足のいくプレーを目指す。 最後に村松は「今は過去の自分を超えていきたいという気持ちでやっている。卓球を通して成長し続けたい」と強い決意を語った。 (卓球王国PLUS独占インタビュー/村松雄斗「自分が必要とされる場所でプレーしたい」より抜粋)