「一歩前進する年に」護国神社に茂本ヒデキチさん作「ヘビ」の巨大絵馬を奉納
松山市の神社では来年の干支を描いた巨大な絵馬が奉納され、新年を迎える準備が進んでいます。 愛媛県護国神社では、神職らが神門にしめ縄や門松といった正月用の縁起物を飾り付けました。 また、境内には幅3.5メートル、高さ3メートルの巨大な絵馬が奉納されました。 絵馬には松山市出身の墨絵アーティスト、茂本ヒデキチさんが、上昇気流にのった来年の干支、ヘビを一筆書きで描き、「ヘビの脱皮のように殻を破って一歩前進する年になるように」との願いが込められています。 額田照彦宮司: 「飾り付けが終わり、正月を迎える準備ができた。来年が終戦80年の節目の年を迎えるので、平和を祈念する願いも込めてお参りしてほしい」 奉納後、境内には近くの託児所の園児らも訪れ、巨大絵馬の迫力を間近で感じていました。 県護国神社は来年の正月三が日で、例年並みのおよそ19万人の参拝客を見込んでいます。