第94回選抜高校野球 有田工 有田町500万円、伊万里市100万円の補助を予算化 /佐賀
<センバツ> ◇懸垂幕、横断幕でも応援 春のセンバツに初出場する有田工を支援するため、地元の有田町は500万円の補助を決めた。1日開会の町議会に、関連事業費を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案を提出する。 500万円は甲子園大会出場費補助金交付要綱で定める限度額で、有田工が2013年に夏の甲子園に初出場した際と同じ。議会議決後、同校に支出し「高校野球の競技力向上及び全国への情報発信を図るため」野球部員のユニホーム購入費や応援団の旅費、応援グッズの製作・購入費などに充てられる。 伊万里市も市内と西松浦郡の高校を対象とする同趣旨の要綱に沿って、2月4日の臨時市議会に13年夏と同じ100万円の補助を提案し、認められた。 センバツ出場を祝って、市は別予算で市役所に懸垂幕、伊万里駅に横断幕を掲げており、深浦弘信市長は2月22日の記者会見で「有田工には伊万里からたくさんの生徒が通っており、よその地区のイメージはない。ぜひ勝ち上がって、伊万里・有田地区に明るいニュースを届けてほしい」とエールを送った。【峰下喜之】