ドラマ「ブラック・ジャック」の助手・ピノコ役に7歳の天才子役・永尾柚乃 原作大好き「ワクワクと緊張」
天才子役の永尾柚乃(7)が24年ぶりにテレビドラマ化される、俳優・高橋一生(43)主演のテレビ朝日系ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」(6月30日、後9時)でブラック・ジャックの助手でヒロインのピノコを演じることが21日、分かった。 同作は、連載50周年を迎えた手塚治虫の名作医療漫画が原作。原作の大ファンだという永尾は「家族で大好きな作品なので、うれしくて、ずっとぴょんぴょん跳びました」と歓喜。昨年12月にドラマのビジュアルが公開された際には、高橋の顔しか見えず、SNS上では「一体、ピノコはどの子になるなんだろう?」と予想合戦が繰り広げられていた。「ピノコになれるんだと思って、ワクワクと緊張ですごくうれしかった」と率直な思いを語った。 ピノコは、見た目は子どもだが、中身は18歳の乙女という役どころ。困難な手術を成功させる無免許の天才外科医・ブラック・ジャックの最高の助手として奮闘する。両頬を押しながら「アッチョンブリケ!」と叫ぶピノコ特有の感情表現も完全再現しているという。共演の高橋とは「妖怪好き」という共通点があるようで「妖怪の本も貸してくれて、いろいろと教えてくれました。優しくて面白くて、すごく楽しかった」と撮影を振り返った。 昨年の日テレ系連続ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日曜・後10時半)で主人公・麻美(安藤サクラ)の幼少期を演じて話題となり、企業との広告契約も20社以上と大ブレイク中。役作りについては「18歳の心を入れて『ピノコだったらこうするだろうな。こういう言い方だろうな』と思いながら演じていました」と熱弁した。 ◆ブラック・ジャック 1973年から83年まで「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載。漫画は全25巻で、連載最終話は第229話とされる。主人公のブラック・ジャックは日本人である以外、素性は分からない謎の天才的な外科医。死の危機にさらされた重症患者を、奇跡的に救う。その治療費として毎回、莫大な代金を請求する。医師免許を持っていた手塚による、手術や治療法などの描写が高く評価された作品。 ◆永尾 柚乃(ながお・ゆの)2016年10月15日、東京都出身。7歳。1歳半から子役として芸能界入り。NHK大河ドラマ「どうする家康」、映画「ラーゲリより愛を込めて」などに出演。明治「R―1」、湖池屋「ポテトチップス」などCMも多数出演中。お笑いが大好きで「ザ・ドリフターズ」の大ファン。現在の身長は113センチ
報知新聞社