【ラグビー日本代表】ラグビー一家の下川甲嗣 兄もエール送る 全選手紹介#3
9月8日に4年に一度の祭典、『ラグビーワールドカップ』が開幕します。 4年前の日本大会では、史上初のベスト8入り。さらに今大会は、「優勝」を目指しているラグビー日本代表。 その代表メンバーを全員紹介します。今回は下川甲嗣選手です。
■早稲田の黄金期を支える
福岡県出身の下川選手は、4歳の時にラグビーをやっていた兄・桂嗣さんの影響で気づいたらスクールに通っていたそうです。 父もラグビーをしており、姉も大学ラグビー部のトレーナーをしていたこともあり、ラグビー一家の下川選手。 高校は、文武両道の修猷館高校に進学。全国大会への出場経験はありませんが、確実に経験を積みました。 大学は、名門・早稲田大学に進学。大学3年生の時には、早稲田の大学選手権の優勝に大きく貢献しました。当時のチームには、4年生には日本代表の齋藤直人選手や中野将伍選手、1年生に長田智希選手らがおり、早稲田の黄金期を支えた一員です。 4年生になった下川選手は、副キャプテンに就任し大学選手権では準優勝の結果を残しました。 大学卒業後は、東京サントリーサンゴリアスに入団しました。
■「痛いことが嫌い」だけど痛がらない・・・
2022年10月29日に行われたニュージーランド戦で途中出場ながら、代表キャップを初獲得。 今大会ワールドカップ前のテストマッチで途中出場で、2キャップ目を記録。本大会では、先発での出場に期待がかかります。 フランカーとしてスクラムにも入り、フォワードとして、力強いタックルと豊富な運動量が強みですが、意外にも「痛いことが嫌い」だという下川選手ですが、家族によると、「何事も痛がらない」そうです。
■兄・桂嗣さんもエール
慶応大学ラグビー部でも活躍した兄・桂嗣さんも弟・甲嗣選手のW杯での飛躍を期待します。「甲嗣は家族想い、仲間想いの優しい弟で、何事にも責任感の強い性格です。W杯では、とにかく思い切ったプレーで大舞台を楽しんでほしい」と話します。 ◇下川甲嗣選手 主なポジション:フランカー 生年月日:1999年1月17日 所属チーム:東京サントリーサンゴリアス 身長:188センチ 体重:105キロ 出身地:福岡 出身校:修猷館高校→早稲田大学 ◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間) 9月10日 VSチリ 9月18日 VSイングランド 9月29日 VSサモア 10月8日 VSアルゼンチン