不振で2軍落ちの楽天・ゴームズが帰国
楽天の新外国人、ジョニー・ゴームズ外野手(35)が米国へ帰国してきたことが26日、明らかになった。前日に米国へ帰っていたもので、帰国理由は家庭の事情、再来日予定は未定。 メジャー通算162本塁打の長打力と、そのリーダーシップを買われて、今季から楽天に加わったゴームズだったが、開幕から18試合で打率.169、1本塁打、打点7と低迷し、22日には1軍登録を抹消され2軍落ちしていた。 その際、梨田監督は「対応に苦しんでいたので下で立て直してもらう。また彼の長打力が必要な時が来る」と説明していたが、2軍戦にも出場せず、帰国していた。 楽天では2年前にも、年俸3億円で単年契約したユーキリスが、21試合で打率.215、1本塁打、11打点と大不振。左足の治療のため、5月7日に一時帰国すると、そのまま一度も再来日せず退団した例がある。 ゴームズの再来日と共に必要な再調整の期間の見通しも立たず、最悪の場合、このまま退団となる可能性もある。フロントは、新外国人を含めた緊急戦力補強に動きだすことになった。