陸自部隊石垣で敷地外行進訓練/災害時の道路寸断想定/賛否の声飛び交う
QAB 琉球朝日放送
早朝の沿道には、訓練への賛成と反対のそれぞれの声が飛び交いました。 石垣島で2024年4月24日、陸上自衛隊が災害時の物資の輸送を想定した、徒歩による行進訓練を行いました。 訓練は、災害時に道路が寸断されたことなどを想定して、食料や水などを人力で運ぶことを目的としたものです。 2024年4月24日午前6時ごろ、石垣駐屯地を出発したおよそ30人の隊員が市街地にある総合運動公園に向けて、往復で16キロを行進しました。 千々和将一小隊長は「自衛隊の活動に対して、さまざまな意見があることは承知しています。われわれを必要とする場合は、与えられた使命を責任感をもって果たすことが重要」と述べました。 反対する住民は「ここは私たちの生活道路です。皆さんが軍事訓練に使うところではありません」と訴えました。 訓練を支持する住民は「頑張れよ。お疲れ様」と声を送りました。 沿道では、訓練に反対して抗議する市民や支持する市民の姿が、見られました。
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