【広島】新井貴浩監督「私が反省したい」今季26戦で8度目の無得点で単独最下位転落/一問一答
◆JERAセ・リーグ 広島0―2DeNA(3日・マツダスタジアム) 広島は、難敵のDeNA左腕・東の攻略どころか、リーグ最多の今季5度目の零封負け。勝率5割復帰を逃し、借金2で4位から一気に4月15日以来の単独最下位に転落した。小園が、開幕戦に続いて2本の先頭安打を含む3安打を浴びせて奮闘したが、1点も奪えず。0―2の8回は先頭から連打と秋山の犠打で1死二、三塁の好機を作り、東をマウンドから降ろしたが、菊池の代打・松山と野間が、2番手・伊勢の前に凡退。3度のスコアレスドローを含めば、今季26戦で無得点は8度目と、得点力不足が深刻だ。 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―DeNA・東投手からチャンスはつくった 「なかなか簡単に打てる投手じゃないけど、みんないいアプローチはしてくれたと思います。そこを得点につなげられなかったのは、私が反省したいなと思います」 ―2点ビハインドの8回無死一、二塁からの秋山選手の犠打からの代打策は相手の継投策を考えてか 「もちろん。あそこはノーアウト一、二塁だったらアキ(秋山)はバントしてもらおうと決めていた。そうなったら、球数もあるし(投手を)代えてくるだろうなと思った。そこは決めていた。勝負をかけた」 ―東投手は開幕戦の対戦で10安打で3得点を奪っていた 「やっぱりコーナーを丁寧に投げていたと思うし、チェンジアップにしても緩急が付いていたと思う。そういった中でも、得点できなかったのは私が反省したい」 ―小園選手が前回対戦に続いて東投手から3安打 「ナイスバッティングだったと思うね。小園もそうだし、(1軍初昇格でスタメン起用の中村)健人も内容は良かったと思う。マティー(二俣)もナイスヒットだし、宇草もよく打ったと思います」 ―7回2死一、二塁で中村健選手に代打を送らなかった 「それまでの打席も内容が良かったので、あそこは健人に任せました」 ―アドゥワ投手は序盤の失点が痛かった 「登板間隔(中15日)が空いていたから難しさもあったと思うんだけど、よく粘って投げてくれたと思います」
報知新聞社