先発したドジャース・山本（AP）

◇１７日（日本時間１８日）　リーグ優勝決定シリーズ第４戦　ドジャース１０―２メッツ（ニューヨーク） ◆大谷翔平、打った瞬間…味方ベンチにガッツポーズのPS3号【動画】 　ドジャースの山本由伸投手（２６）が先発し、４イニング３分の１を投げて４安打２失点、８奪三振でチームの勝利に貢献した。７３球だった。１点リードの１回１死からビエントスにソロ本塁打を浴びて同点とされたが、以降は立ち直ると、５―２で迎えた５回に先頭のアルバレスへ死球を与え、続くリンドアを三振に仕留めたところでロバーツ監督が交代を告げた。 　試合後、テレビインタビューに応じると「最低限の仕事だったかもしれないですけど、とにかく試合に勝てたのでよかった」などと語った。山本はポストシーズンで３試合に登板し、１勝０敗、防御率５・１１となった。一問一答は次の通り。 　―第４戦を制した 　「とにかくこの試合に勝てたことをうれしく思います」 　―ピッチングを振り返って 　「初回から失点はしてしまったが、なんとかリードを守って次につなげたので、最低限の仕事だったかもしれないですけど、とにかく試合に勝てたのでよかった」 　―低気温で調整も難しかった。メッツ打線に何を警戒した 　「一発打たれましたけど、一発があるバッターがたくさんいたので、とにかく丁寧にコースを狙って投げました」 　―スライダー、スプリットの出来は 　「変化球もよく変化していたと思いますし、右バッターが多かったのでスライダーが少し多くなりましたけどいいボールだったと思います」 　―地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズと未知の世界。プレーオフの経験はどう感じる 　「すごい経験をしているなと登板するたびに思いますし、次につなげて、もっといいピッチングができるように頑張りたいと思います」 　―ワールドシリーズに王手をかけた 　「明日もチーム一丸でもう１勝とってワールドシリーズに進めたらなと思います」（写真はAP）