民進代表選出馬の枝野氏「第二自民党では勝てない」目指す社会像の違い示す
憲法改正問題については、知る権利、解散権の制約、地方自治などの項目を挙げ、「必要な改定があるならばしっかり取り組むいう立場」としたが、「立憲主義を破壊し、専守防衛を逸脱する集団的自衛権の一部行使容認は認められない。それを前提とした9条の改訂には徹底的に戦う」との姿勢も示した。 安全保障については「憲法を変えたからと言って北朝鮮のミサイルを撃ち落としてくれるわけではない」と述べ、ミサイル防衛の整備や発射させない外交努力が「優先順位が高い」と述べた。
自民党政治を是とするか非とするか
共産党などとの野党共闘については、「綱領が異なるみなさんとの連携は限りがある。政権を争う総選挙と参院選では違いがある」と語ったが、「いまの自民党はひどすぎる。これは止めたい。そのことも国民の期待。そのことに限っては同じ思いである政党や国民も少なからずある」として、自民党を倒すために「一致できる範囲でできることをやる」と説明した。 東京都の小池百合子知事側近の若狭勝衆院議員が国政政党を見据えた動きを見せていることについては「いまの自民党の政治を是とするか非とするか。そのことが連携の入り口。自民党政権を倒すという立場の方ならば入り口には立てる。しかしその材料を今は持っていない」とした。