タケノコ大豊作 異例の安さ…100g38円も!? 好天続き…1本4kg超“おばけサイズ”も
今が旬のタケノコに、ある異変が起きています。大きなタケノコが収穫できる所が多く、しかも安いんです。 【画像】“おばけタケノコ”ゲット! 圧倒的な迫力も食べたら美味…生でもホイル焼きでも
■100gあたり38円も!? 今季の最安値に
スーパーの入り口、一番目立つ場所に置かれたタケノコ。客が次々と手に取っていきます。 アキダイ 秋葉弘道社長 「今、最盛期なので、一番いい時期だと思う」 都内の他のスーパーでは100グラムあたり98円や78円で売られていましたが、この店では18日、100グラムあたりなんと38円でした。 秋葉社長 「この間まで高い時は(100グラムあたり)150円くらいしてた。(今は)4分の1くらいになってますね」 売り場からなくなったタケノコを、店員が急いで補充します。売れ行きは絶好調です。 買い物客 「旬なこともあって、タケノコの煮物が好きなので、作ろうと思い買った」 「(Q.2つって多いですね?)でも、たくさん食べるので買いました」 タケノコの卸売価格は先月後半から下がりはじめ、今月16日に今シーズンの最安値を付けました。
■重さ4.1kg・長さ70cm“おばけタケノコ”
番組は関東一のタケノコの産地・千葉県木更津市に向かいました。 竹やぶの中には、あちらこちらにタケノコが生えていました。クワを入れて見ると…。 空と大地の丘 森本農園 竹内美佐江代表 「ほら、ふっくらしてるでしょう」 紀真耶アナウンサー 「根元の方が太くなってますね」 例年よく採れるサイズのものと、比較してみました。通常は直径がおよそ7センチほどですが、今年多く採れているタケノコはおよそ15センチ。2倍以上の太さです。 竹内代表 「今年は太ってる。柔らかくてね、おいしいですね。こういうふっくらとした身がついている年は、食べてもある程度、食味もいいと思います」 今年は4月に入って気温が高く、日照時間も長かったため、タケノコの生育にぴったりな環境でした。 竹内代表 「気温もグンと24℃まで上がりましたので。この1週間に関しては、バーンと出てきたと思う」 農園で最も日当たりがよい、特別な場所に案内してもらいました。 ちょこんと頭がのぞいているタケノコ。紀アナがクワを入れ、タケノコ掘り。掘り進めること10分…。回りの土を丁寧に取り除き、30分が経過したところで…。 竹内代表 「重くていいもの採れましたね」 重さを調べてみると、3.8キロぐらいありました。貫禄すら感じる大きさです。 そのすぐ近くでも、次々と出てくる“おばけタケノコ”。重さは4.1キロ、長さはなんと70センチ。その迫力は圧倒的です。