ルーク・ショー、マラシア不在のユナイテッドが冬に左SB獲りへ ターゲットは怪我の少ないフラムDF
過去にはシティも狙っていた左SBだ
夏の移籍市場で大型補強を行ったマンチェスター・ユナイテッド。たびたびウィークポイントであると指摘されていたディフェンスラインにはレニー・ヨロ、マタイス・デ・リフト、ヌサイル・マズラウィの3人が加わっている。 マズラウィはフラムとのリーグ初戦から右SBとして起用されており、2節ブライトン戦でも先発となった。攻撃面だけでなく、守備面でも安定感があり、すでに高い評価を得ている。 一方の左SBは補強がなく、現スカッドではルーク・ショーとタイレル・マラシアがそのポジションを務めることになっているが、怪我で離脱しており、マンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドではCBのリサンドロ・マルティネスが、プレミアリーグではディオゴ・ダロトが代役としてプレイしている。 本職ではない左でもダロトは高いパフォーマンスを披露しており、右にマズラウィ、左にダロトで問題ないが、長いシーズンを考えると代役の補強は必要となるだろう。 英『TheSun』によると、ユナイテッドはフラムのアントニー・ロビンソン獲得に興味を持っており、今冬に獲得する準備を進めているという。今夏にも関心が報じられたが、結局獲得に動くことはなかった。 ロビンソンは27歳のアメリカ代表で、昨季フラムでは6アシストと攻撃面で存在感を発揮している。フラムはロビンソンを3000万ポンド、日本円にして約57億円の価値がある選手だと考えており、獲得となれば同等の移籍金が必要になるだろう。 過去にはシティやミラン、インテルがロビンソンに関心を寄せている。怪我の少ない選手で、直近の2シーズンでは計7試合しか欠場していないのも魅力の1つだろう。
構成/ザ・ワールド編集部