センバツ広陵・呉 力強い文字でエール 岡山・明誠学院高、プラカード揮毫 /広島
<第91回選抜高校野球> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する呉や広陵のプラカードを、明誠学院高(岡山市北区)の書道部員が揮毫(きごう)した。23日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)である開会式の入場行進で掲げられ、各校を先導する。 同書道部は「書の甲子園」として知られる「国際高校生選抜書展」で昨年、団体の部で全国準優勝に輝いた強豪。プラカードの揮毫は、米子東(鳥取)を含めて中国地区からセンバツに出場する3校分を担当した。 呉を揮毫した1年の広田梢子(しょうこ)さん(16)は「昨夏の豪雨災害にも負けずに頑張る選手たちを応援する気持ちを込め、力強い線で書いた」と語った。広陵を手がけた1年の板崎陸人(りくと)さん(16)は中学時代は野球部に所属していた。「憧れの甲子園に関われてうれしい。一画一画を丁寧に筆を運び、はねの部分で粘りを意識した。粘り強い試合をしてほしい」と期待した。【石川勝己】