(写真：朝鮮日報日本語版) ▲イラスト＝UTOIMAGE

　米国の大学バスケットボールに「巨人」が現れた。米ヤフー・スポーツは21日、「18歳のオリビエ・リウー（Olivier Rioux）選手は学校に通うだけでも簡単に記録を作ることができる。彼は身長が7フィート9インチ（236.2cm）だからだ」と報じた。リウー選手はこのほど高校を卒業してフロリダ大学に進学した。同校はリウー選手の身長を公式サイトに「7フィート9インチ」と掲載した。これは、全米大学体育協会（NCAA）のバスケットボール男子選手史上で最も背が高い。昨年のNCAAディビジョン・バスケットボールで最長身だった選手は7フィート5インチ（226.06cm）だった。 【写真】規格外…2年前イベントに参加した身長236㎝のオリビエ・リウー選手

　リウー選手は既に2年前、ギネスブックに「世界で最も背の高いユース選手」として登録されている。当時は16歳で，7フィート5インチだった。リウー選手は当時、「私はまだ、背が高い理由がよく分からない。医師たちは診察の末、『遺伝』とだけ説明した。父親は6フィート8インチ（203.2cm）、母親は6フィート2インチ（187.9cm）、兄は6フィート9インチ（205.7cm）だ。かなり背が高い家族だとは言えるだろう」と語った。 　全米プロバスケットボール（NBA）史上、最も背の高い選手は7フィート7インチ（231.1cm）のゲオルゲ・ムレシャン氏＝ルーマニア＝とマヌート・ボル氏＝南スーダン＝だが、これといった活躍はできずに引退した。現リーグで一番背が高い選手はビクター・ウェンバンヤマ選手＝フランス＝。身長7フィート4インチ（223.5cm）でポイントガードのようにドリブルする選手として有名だ。韓国人選手の中では河昇鎮（ハ・スンジン）が221.6cmで最も背が高い。 　リウー選手は圧倒的な背の高さでゴール近くに位置し、振り向きざまにゴールポストの上からねじ込むようにシュートを放つ。リウー選手は全米約300位圏内の有望選手だと評価されているとのことだ。 イ・ヨンビン記者