日本ハム・根本悠楓 5年目の来季に向けて「今年の分はしっかりやりたい」昨秋はジャパンで活躍も今季未勝利「去年のことなんで。来年です!」
日本ハムの根本悠楓投手(21)が19日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で自主練習した。昨季まで2年連続で3勝を挙げていたが、期待された今季は未勝利。5年目を迎える来季に向けて「目標ですか?。あんまり言いたくないです。今年の分はしっかりやりたいと思います」と静かに闘志を燃やした。 【写真】颯爽とランニングする根本 スパッツ履いていても分かるふくらはぎの筋肉の盛り上がりエグッ 「2年目のオフは体重を落としてよくなくて、去年はフォームを変えて感覚が悪かった」と振り返る。昨オフにショートアームのフォームを取り入れたが、馴染むまで時間が掛かった。体の開きが早くなる悪癖を、「セットポジションの時に前傾にして立つって意識して。そこからよくなった」と修正に成功。フェニックス・リーグで好投して来季への手応えを掴んだ。 来季に向けて「144、5キロくらいにしたいですね。平均球速を」と球速アップを目指す。オフは走り込みとウエートトレで体重を増やし、球速増に繋げる思い。「筋力上げたからといって球が速くなるわけじゃないので、そこをしっかり投げる方に繋げていかないと」と話す。 昨季のこの時期はジャパンのユニホームに袖を通した。今季は黙々とトレーニングを積む。「(ジャパンは)去年のことなんで。過去は大丈夫です。来年です。去年よくても今年ダメだったんで。来年ですね」。今季の悔しさをバネに、開幕ローテ入りを目指す。