オウンゴール誘発で存在感!前田大然、現地メディアから高評価「レンジャーズ主将の頭痛の種に」
セルティックの前田大然がレンジャーズ戦後に現地メディアから高評価を受けた。 11日に行われたスコティッシュ・プレミアシップのセカンドステージ第3節でセルティックはホームでレンジャーズと対戦。この試合に勝利すれば3連覇に王手を懸けるセルティックは、35分にマット・オライリーのゴールで先制し、38分には前田がオウンゴールを誘発する。直後に1点を返されるも、前半アディショナルタイムにはレンジャーズに退場者が出て、残り45分を数的有利で戦ったセルティックが2-1で勝利した。 試合後、イギリス『グラスゴー・ワールド』はセルティック勢の採点を行い、その中で前田はカラム・マグレガーと並んでチーム最高タイとなる8点の評価に。「試合全体で信じられない労働倫理を示した。タヴェルニエの後ろにぴったりと付き、スピードを用心させ、その後ランドストラムのオウンゴールにつながった最高のボールを送った。ロジャーズがチームに求めたプレーの鍵になり、キューンを差し置いて先発したことが正しかったことを証明するものになった」と評価。 また、『ザ・ヘラルド』でも前田はマグレガーとオライリーに次ぐチーム3位タイの7点の高評価。「いつも通りそのエネルギーでレンジャーズ主将の頭痛の種を作って、タヴェルニエを相手に最高のスタートになった。チーム2点目の場面で、最高のタッチを見せ、ランドストラムがゴールに流し込んだクロスを送った。その後、オフサイドになったが、自らネットを揺らしもした。今でもチームにとても多くのものをもたらしている」と称えた。 『ザ・スコッツマン』でも前田は7点の評価を受けて「これまでの試合ほどタヴェルニエを苦しめたわけではないが、彼のスピードが2点目につながり、後半には自ら2度ネットを揺らすもオフサイドだった。彼のエネルギーとスピードは試合全体でレンジャーズディフェンスに平和を与えるものではなかった。ゴールを祝った際にスタンドに入ったことで警告を受けた」とパフォーマンスに対してコメントしている。 一方で、先発した古橋亨梧と旗手怜央は、いずれのメディアでも及第点の6点と、評価を伸ばすことはできなかった。