二宮和也、山田涼介に向ける厚い信頼 付き合いが深く長くなっても変わらない“全方位完全無欠男”への印象
『よにのちゃんねる』で見られる山田涼介への評価の高さ
2021年から、YouTubeチャンネル『よにのちゃんねる』で活動を共にしている二宮と山田。二宮はチャンネルを始めた当初、山田を「全方位完全無欠男」と評していた。その印象は付き合いが深く長くなっても決して変わることなく、むしろこうして無関係なタイミングでも話題に出したくなるくらい「ちゃんとしている」ということなのだろう。 『よにのちゃんねる』での山田は、いつもフラットなポジションを貫いている。その場のノリで二宮たちが悪ふざけをしたとしても、軌道修正してくれる存在でもある。それは山田がアイドルとして実績を残している以前に、人として真っ当でいてくれるからに他ならない。 同時に、決して正しさだけを押し付ける優等生的なキャラクターではなく、ダメなところも含めて人を受け入れようという熱い男気も漂う。その心意気がはっきりと伝わってきたのが、9月8日にアップされた動画『#351【復活!!】ちょっと我々の今後を考えてみた日』だった。 話題が謹慎中であるKAT-TUNの中丸雄一についてに移ると、「本来もうこんな状況は1回でもOUTっすよ」と怒りをあらわにしていた山田。そして連絡を受けたときには「まずはご家族を」と何よりも傷ついているであろう家族に対して心を寄せ、「守るべきものがある人はそこのケアをまず第一にしなさいっていう……」と苦言を呈する。 だが、責めるだけではなく「仲間である以上、考えないとなと思いますよね。どうしたらいいんだろ」と自分たちにもできることはないかと当事者意識を持って悩み、「戻ってきたらガン詰めしちゃいそうだ。いいのかな。我々がいかないと、誰もいかないもんな」と使命感のある発言をしていたのが印象的だった。 芸能界という特殊な世界に生き、その中でもトップアイドルとして活動する山田。ともすれば、“普通”の感覚がズレていってしまいそうなものだが、山田は驚くほど「人として」の部分に筋が通っていてブレることがない。二宮が山田を「自然光」と呼ぶのは、その輝くようなビジュアルの美しさの中に、人を受け入れる優しさとちゃんとした強さも含まれているからではないか。 そんな絶大な信頼があるからこそ、番組では「でもわかんない! 万が一の可能性として。元彼が山田の可能性があるのは、やっぱり残しとかないといけないっていうのはあるんだけどね。これ、書いてないから別に。もしかしたら山田の可能性もあるから(笑)。ゼロじゃないから。書いてないから!」と、最後までボケを披露していた二宮。二宮から山田への厚い信頼を改めて感じられる回となった。
佐藤結衣