デル・ピエロ氏がイタリアサッカー連盟会長選挙への出馬うんぬんに言及「誰からも依頼されていない」
元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏(50)が、イタリアサッカー連盟(FIGC)会長選挙への出馬うんぬんについて語った。 黄金期のセリエA、イタリア代表を彩った説明不要のスーパースター、デル・ピエロ氏。2014年にインドで引退後はアメリカで定住し、指導者業には転身しないまま、10年が過ぎた。 表題の通り、ここ最近は「FIGC会長選挙へ立候補するのでは?」と伝えられており、このたび出演したイタリア『スカイ』で自ら言及した。 「私はFIGCの会長か? いいえ、具体的な事象は何もなく、インビテーション(招待)もない。ある朝起きたとき、私は名乗り出ないことを決めたんだ。候補者となるには、誰かのサポートが必要だからね。誰からも依頼されていない」 「例えば、私は『スカイ』のスタジオでは、オープンで親切なフットボールマンとしていられる。FIGCの誰かと敵対するのは嫌だね。魂を捧げて2006年W杯で優勝したっていうのに、代表チームのために面倒なことをしたくない」 「今のところ、具体的な動きは何もない。たまたま会長職について話したことがあるが、そのあとは何もない。FIGC自体を含むいかなる構成グループからも連絡は来ていないよ」 FIGC会長選への立候補を“今のところは”否定したデル・ピエロ氏。 次回選挙は来年2月に実施される予定で、現職のガブリエレ・グラヴィーナ会長は3選を目指すかどうか明言せず。 立候補期限は12月25日となっており、デル・ピエロ氏が参戦するには、セリエAクラブからの擁立が必要となる。そして、デル・ピエロ氏の背後には、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がいると伝えられている。
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