2025年はランボルギーニ・ポロストリコの10周年! 2024年の活動報告…ファイティングブルのクラシックカー事業の重要性とは?
ポロストリコの2024年を振り返る
ランボルギーニのヘリテージ部門であるポロストリコは2025年に創設から10周年を迎えます。10周年を控えて、2024年は数々のイベントに参加し、その存在感を示した1年でした。今回はポロストリコの2024年の活動を振り返ってみます。 【画像】2025年で10周年! 「カウンタック」や「ミウラ」など、誰もが憧れたランボルギーニの歴史的なアイコンを見る(全31枚)
5月には4台のクラシック・ランボルギーニを展示
2024年は、ランボルギーニ・ポロストリコにとって重要な活動を数多く行った。2025年にポロストリコは10周年を迎えるが、これらの活動はこの部門の絶え間ない進化を証明する重要なマイルストーンである。 2024年2月、ポロストリコはサンモリッツで開催された「ザ・アイス」イベントに参加し、ランボルギーニ・ミュージアムから伝説のランボルギーニV12エンジンを搭載した1973年製「ハラマS」と1968年製「400 GT 2+2」の2台のアイコニックなモデルを凍った湖の上に展示した。 3月には、1964年のモーターショーでのデビューを記念して、ランボルギーニ初の市販車である「350GT」の60周年記念車がジュネーブに運ばれた。 5月には、ヴィラ・デステ・コンコルソ・デレガンツァで4台のクラシック・ランボルギーニが展示された。その中には、1967年の「ミウラP400」と1976年の「カウンタックLP400」が含まれ、審査員から最高のサウンドに贈られるイル・カント・デル・モトーレ賞を受賞した。また、ポロストリコが認定した1990年製カウンタック25周年記念車や、認定取得のため現在整備中の1999年製「ディアブロGT」も展示され、ヴィラ・エルバでBMWグループ・ラガッツィ・トロフィーを受賞した。また同じく5月には、ポロストリコはランボルギーニ・デイUKのイベントに参加し、「ディアブロSV」とカウンタックLP400を展示した。カウンタックは、2024年に生産開始50周年を迎えるランボルギーニのアイコニックなモデルである。
着実な成長を続けるランボルギーニ・ポロストリコ
2024年9月には、カウンタックの50周年に関連した特別な出来事がいくつかあった。9月にフランスで開催されたアーツ&エレガンス リシャール・ミルでは、カウンタックが専用クラスの主役となり、製造された最初の生産車(シャシーナンバー001)が展示された。この歴史的なモデルは、現在ランボルギーニ「レヴエルト」が生産されている場所と同じ、オリジナルの生産ラインに戻り、ランボルギーニV12の過去と現在をつなぐ写真撮影が行われた。 10月には、ボローニャで開催されたアウト・エ・モト・デポカで、現在レストア中の1968年製「ミウラS」のボディと、認証取得中の1994年製「ディアブロSE」を展示した。 最後に、11月のランボルギーニ・デイ・ジャーマン・イベントでは、ポロストリコが認証した3台のクラシック・ランボルギーニが展示され、ポロストリコはランボルギーニ・デイ・ジャーマン・イベントをサポートした。 2024年の間、このような名誉あるイベントに幅広く関わることで、ランボルギーニを代表してポロストリコが国際大使としての役割をさらに強化することになった。 着実な成長を続けるランボルギーニ・ポロストリコは、2025年に10周年を迎える。この重要な節目は、世界中のコンクール・デレガンスとともに、国際的なイベントや企業イベントに参加することで、ポロストリコの進化と活動を祝う機会となり、ブランドの歴史の保存と向上における中心的な役割を強化する。
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