日本国債ツイストフラット化、追加利上げ後の景気警戒感を反映
今年度下期に入り株式市場で日経平均株価が一時4万円台を回復し、為替市場ではドル・円相場が一時150円台に上昇したことで、債券には年金基金のリバランス(資産配分の見直し)を目的とした買いも期待される。投資家はベンチマークに沿って買っていくため、インパクトが出やすい超長期ゾーンを中心に買いが入りやすい。
今週は24日に20年国債入札を控える。今月に入って30年利付国債入札、流動性供給入札ともに順調に終え、超長期債に対する需要を示している。
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Hidenori Yamanaka