クロワデュノールがホープフルSでGⅠ初制覇 年間最多勝はルメール騎手
競馬の第41回ホープフルステークスは28日、中山競馬場(11R、2000メートル芝)で行われ、北村友一騎乗の1番人気クロワデュノールが2分0秒5でGⅠ初制覇を遂げ、賞金7千万円を獲得した。 【写真】年間最多勝のルメール騎手、オークスの表彰式でプレゼンターの佐々木希さんと記念撮影 クロワデュノールは好位から直線一気に差し切り、2着の6番人気ジョバンニに2馬身差をつけ、デビューから3連勝を飾った。「第4コーナーで前2頭は捕まえられる、後ろからは捕まらないと確信した」と北村。クラシック三冠の1つ目、皐月賞と同じコースでの圧勝劇に、「欠点がない、可能性のある馬。楽しみ」と期待を込めた。17番人気の伏兵ファウストラーゼンが3着に入った。 この日で日本中央競馬会(JRA)の今年の全日程が終了。クリストフ・ルメール騎手が176勝(うち重賞12勝)で2年連続7度目の最多勝となり、リーディングトレーナーは55勝(うち重賞1勝)の矢作芳人調教師だった。速報値で馬券の総売り上げ(売得金)は前年比1・2%増の3兆3134億9707万600円、総入場者数は同11・1%増の513万5167人だった。