紫のグラデーションに合間からはハートの空 10品種900本の藤が見頃 三重・かざはやの里
今週末から最大10連休となる大型連休が始まります。三重県津市のかざはやの里では、様々な種類の藤の花が見頃を迎え、訪れた人たちの目を楽しませています。 約1万平方メートルの敷地に、10品種約900本の藤が植えられ、今年は4月中旬から早咲きの品種が咲き始めました。 園内には3品種によるグラデーションが楽しめる棚など、工夫を凝らした藤棚が11種類あり、訪れた人たちは写真を撮ったり愛犬とともに散策をしたりと、思い思いのひと時を楽しんでいました。 9角形を3段に重ねた藤棚では、濃い紫が美しい八重黒龍や房が長い九尺藤が咲き誇り、棚の中心から見上げると空がハート型に見えると人気を集めています。 訪れた人たちは「こんなに素敵な所が近くにあるとは」「藤は初めて。これほどきれいだと思わなかった」などと目を細めていました。 かざはやの里では、地元スーパーマーケットの支援で食品廃棄物を活用した堆肥を利用するなど、SDGsにも力を入れているということです。 「藤まつり」は大型連休最終日の5月6日まで開かれ、今週末にはマルシェなどのイベントも予定されています。