【大村ボート(ナイター)ヴィーナスS】藤原早菜 自身初優出に向けて好スタート
<25日・大村ボート・初日> <記者コラム・小野亮太郎の恐れオノのく高配当> 藤原早菜が今節のオープニングカードを制した。枠なり3コースから角度良くまくり差し。「Sで遅れたと思って、フルかぶりで行ったら旋回したときには前にいました」。無我夢中でつかんだ白星だった。 前検から回り足には好感触。レースでは「初動のハンドルを切ってから握れるまでが早い。回った後の足が一番いい」と、やはりターン回り、出足の力強さに太鼓判を押す。「行けるところまではこのまま行きたい」。レースに集中力を注ぎ込む構え。 2節前の三国では準優3着と、自身初優出まであと一歩に迫った。今節の目標も「優勝戦に乗りたいので頑張る」。ファイナル入りに向けてこの上ないスタートを切った。 ▼12R 得点割り増しのここで上位着に入れれば、第一関門突破がグッと近づく。S力ある西村の攻めに乗る。4=5―全。