夏休みの「弁当地獄」に救世主、放課後児童クラブに配達弁当 サービス導入されず「がっかり」の声も…保護者の負担感に地域差
課題多く、悩む自治体
山間部が多い県内では、自治体内の全クラブに弁当を届けることが難しく、サービス導入に二の足を踏む自治体も多いようだ。松本市こども育成課は導入を検討しているが、「不公平感が生じるので、できれば全市で足並みをそろえたい」。ただ、配達弁当の保管方法や事業者の確保などに課題があるという。
上田市は、クラブ側の負担増加などから実施していないといい、「急なキャンセルの対応も難しい」(学校教育課)。飯田市はアレルギー対応の難しさなどから実施していないが、「他市町村で導入事例があれば研究したい」(学校教育課)としている。